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フィリピン株投資の初心者におすすめ10銘柄



フィリピンは近年、経済発展が目覚ましい国です。

2022年にはGDPが7.6%成長し、2033年までに1兆米ドルに達する見込みです。
 
そんなフィリピン株への投資に興味がある方も多いと思いますが、どの銘柄を選べばいいのでしょうか?
 
今回は、フィリピン証券取引所に上場されている企業の中でも時価総額が高く、長期的に安定したリターンが期待できるブルーチップ銘柄を10社ご紹介します。
 
これらの銘柄は、フィリピンの経済指標であるPSEインデックスにも組み入れられており、初心者にもおすすめです。
 

フィリピン株初心者へおすすめの10銘柄


 

SMインベストメントコーポレーション(SM)


まず最初にオススメしたいのは、SMインベストメンツ・コーポレーション です。

同社は、フィリピンの中国系財閥で億万長者のSyファミリーが所有する国内最大の企業です。 

時価総額1.1兆ペソを超えるSMは小売、不動産、銀行事業を行っており、子会社のSMプライムホールディングスとBDOユニバンクを合わせるとフィリピン株式指数PSEインデックスの30%を占めています。

同社は優れたファンダメンタルズと素晴らしい収益を持っているため、長期的に安定したリターンが期待できる銘柄だと言えるでしょう。




SMプライムホールディングス株式会社(SMPH)


SMプライム ホールディングスはフィリピン最大の不動産会社でモール、住宅、商業ビル、ホテル、コンベンション センターなどの開発及び運営をしていて、2023年時点で所有しているショッピングモールは国内に83ヶ所、中国に7ヶ所あります。

SMPH は、時価総額 (兆単位) に国内最大の不動産会社のため、事業と将来の不動産プロジェクトの拡大をする十分な資金があります。

なお、2022年には301億ペソの連結純利益を記録しましたが、モール事業はその47%を占めています。




BDOユニバンク株式会社(BDO)


BDO UnibankはSM財閥が所有している資産、資本金、預金、融資、売掛金においてフィリピン最大の銀行で国内に1459ヶ所の支店があります。

同社は非常に成長し、時価総額は5,600億ペソに達しました。2022年の純利益は、中核事業全体の力強い成長により通期で571 億ペソと計上しています。



フィリピン諸島銀行 (BPI)


BPIはAyala財閥が所有する国内で最も古い銀行です。 時価総額が 4,710 億ペソを超える1,173ヶ所の支店があります。

2022年通期純利益は前年比66%増の396億ペソを達成しています。



アヤラランド株式会社(ALI)



時価総額4,580億ペソのAyala財閥が所有するアヤラランドはフィリピン第2位の不動産開発会社で、 住宅、商業、ショッピングモール、オフィスビル、ホテル、リゾートの開発及び運営を行っています。

なお、同社のバランスシートは大変安定していて、その資産は毎年増加していて、2022年の純利益は前年同期比52%増の186億ペソと発表していますので、長期保有には最適な銘柄と言えると思います。


 

国際コンテナターミナルサービス株式会社(ICT)


International Container Terminal Servicesは現在フィリピンで最も急速に成長している企業の 1 つで、時価総額は4,120億ペソを超えています。

同社はフィリピン最大のターミナル運営会社で、アジア太平洋、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南北アメリカなど20か国に34のターミナルを所有しています。

Manila Electric Company (MER)


『メラルコ』としても知られる Manila Electric Company(マニラ電気会社)はマニラ首都圏を含む36都市と75の自治体をカバーするフィリピン最大の民間配電事業会社で、650 万人の顧客にサービスを提供しています。

なお、マニラ電気はフィリピン証券取引所に上場している企業でも配当が高い高配当銘柄としても知られています。


Aboitiz Equity Ventures, Inc. (AEV)


Aboitiz Equity Venturesはフィリピン複合企業の一つで、主に電力、インフラ、不動産、食品、銀行業務、金融サービス、データサイエンスおよび人工知能に圧倒的な投資を行っています。



株式会社PLDT(TEL)


PLDT は、フィリピンで最大の通信会社で、携帯電話プロバイダーであるSmart Communications, Inc. (スマート) は同社の完全子会社です。

 なお、同社はフィリピン証券取引所の他ニューヨーク証券取引所 (NYSE:PHI) に上場されており、フィリピンの上場企業の中で最大の時価総額を誇り、配当が高い高配当銘柄です。




ジョリビーフーズコーポレーション(JFC)


Jollibeeはフィリピンで大人気のファストフードチェーン『ジョリビー』を運営しています。


なお、同社はジョリビーの他に、グリニッジ、マング イナサル、レッド リボン、チョーキングなどのフィリピンでは誰もが知る人気レストランを所有し、2023年時点で国内外に6,542店舗を展開しています。



なぜ初心者にブルーチップ銘柄がおすすめなのか?


今回おすすめした10銘柄は、フィリピン証券取引所に上場されている企業の中でも時価総額が高いブルーチップ銘柄を中心に選びました。

このブルーチップ銘柄とは、フィリピン株式指数PSEインデックスに組み入れられているフィリピンの優良株のことで、取引高も高く長期的に安定したリターンが見込めるため、初心者におすすめの銘柄となっています。



PSEインデックスとは?


フィリピン株式市場指数PSEインデックス(PSEi)はフィリピン証券取引所に上場されている企業の中でも時価総額とマーケットの流動性で上位30位の銘柄で構成されているフィリピンの経済指標の一つです。

PSEiへの投資は、今回おすすめした10銘柄を含めたフィリピンのトップ30位の企業へ分散投資ができるため、リスク管理という面でも初心者におすすめです。


なお、PSEiをトラッキングするフィリピン証券取引所に上場されている国内唯一のETFである First Metro Philippine Equity Exchange Trade Fund(ティッカーシンボルFMETF)もおすすめです。

まとめ



今回はフィリピン株初心者むけにおすすめの10銘柄をご紹介しました。

今回おすすめした銘柄はフィリピンの経済指標であるフィリピン株式指数PSEインデックスに組み入れられている時価総額が上位30位の優良株(ブルーチップ銘柄)から選んでいます。

そのため、取引高も高く、マーケットの流動性もあるため、初心者の方でも投資しやすいのではないかと思います。



フィリピン在住者による海外生活や旅行、観光地、株式投資に関して紹介する現地情報発信メディアです。
PH.navi

フィリピン生活を送っているサラリーマン兼ブロガー@shoheybeatzです。大学をアメリカで過ごし、卒業後日本で働いたあとタイへ移住し、東南アジアを陸路で横断後フィリピンに移住。現在、現地の日系企業で働きながら2児のパパとして子育てに奮闘中。

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